(3) 衝撃水圧推定法
複雑な3次元形状を有する救命艇に作用する衝撃圧計算法について検討し、自由降下式救命艇の衝撃圧の計算を行った。
衝撃水圧の計算例を図3.1(3)-1に示す。大型模型実験で船首を40度下向きに傾斜させた状態で、垂直に落下させた場合についての計算例である。
実線が各断面の衝撃圧の空間分布を示している。また、図中の●が各断面で水面が水圧計測位置に達した時の衝撃圧計測値である。実際の艇体はセンターキールがあり、推定ではこれを無視している、また、海面の波面は乱れがあるために、理想的な状態を仮定している推定計算は実験値より高い。
図3.1(3)-2は、落下時の衝撃力(船首加速度)が最大となる時刻の各断面の水圧分布を示す。この時の荷重を用いて構造解析を行った。