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7]荷主の要望に対応していくためにネックとなる事項

○人件費、企業体力、需要の波動性が大きなネック

・荷主の要望に対応していくためにネックとなる事項を見ると、人件費が高い(231ポイント)、体力的に設備投資が困難(210ポイント)、需要の波動性が高すぎる(173ポイント)、需要が見込めない(170ポイント)などが多い。

 

図4-12.荷主の要望に対応していくためにネックとなる事項

070-1.gif

(1位:5点、2位:4点、3位:3点、4位:2点、5位:1点で重み付け)

 

○港湾運送事業者では労務面が、倉庫業者では人材不足・企業体力面がネック

・業種別荷主の要望に対応していくためにネックとなる事項を見ると、港湾運送事業者は労務上の制約、労働関係法令上の規制をネックとしている傾向が比較的強い。

・倉庫業者は体力的に設備等への投資が困難であること、人材面の不足をネックとしている傾向が比較的強い。

 

図4-13.業種別ネックとなる事項

070-2.gif

(1位:5点、2位:4点、3位:3点、4位:2点、5位:1点で重み付けした後に構成比を見る)

 

 

 

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