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4]荷主の要望に対する対応(重要さ)

○コスト面、品質面での対応を重要視

・荷主の要望に対する対応のうち、重視されているものとして、荷役コストの低減(129ポイント)、料金設定の弾力化(126ポイント)、荷役作業の正確さ・迅速性(124ポイント)、貨物の品質管理能力の向上(121ポイント)、輸送コストの低減(117ポイント)、需要の波動に対応できる体制づくり(108ポイント)があげられる。

 

図4-7.荷主の要望に対する対応(重要さ)

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(特に重要:2点、重要である:1点、重要でない:0点で重み付けした)

 

○港湾運送事業者はコスト面での対応、体制面の整備を重要視

○倉庫業者は品質面での対応を重要視

・業種別荷主の要望に対する対応を見ると、港湾運送事業者は荷役コストの低減、輸送コストの低減、横持ち費用の低減、総合物流事業者としての体制整備、神戸港の貨物受け入れ窓口の集約化を重視する傾向が強い。

・倉庫業者は荷役作業の正確さ・迅速性、貨物品質管理能力の向上、多頻度小口サービスの充実を重視する傾向がある。

 

 

 

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