・西日本各地との共同輸送ネットワーク整備 (各地のACCTとのリンク)
関西国際空港から西日本各地の空港、港湾、ACCTまで共同輸送(共同集荷)を実施することにより、西日本各地の国際輸送コストの低減につながる。
仙台エアカーゴターミナル(株)の「仙台―成田シャトル便」
(平成11年1月実施)
仙台空港と成田空港間にトラックによる保税輸送のフィーダー便を週6回運行。成田空港経由の仙台地域発着貨物を混載することによりコスト削減を図り、通常の半額近い料金を設定。
シンガポール便の廃止に伴い、航空貨物についてはトラック輸送により代替することとにより、成田空港とのトラッキングシステムを構築。
・既存ACCTの機能強化
(前述の通り)<頁127>
・CCS等の国際物流情報化の促進
港湾間、空港間、空港・港湾と関連機関・企業等との物流情報ネットワークの整備を図る。事前船舶・航空機積み荷情報、CY・航空上屋搬出入時間処理情報、トラック手配情報等がネットワークの間でデジタル化されることにより、迅速な搬出人体制を事前に組むことが可能となる。これによりスムーズな貨物の荷卸しを図る。特に迅速性が求められる関西国際空港におけるシステム導入を図る。