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図3 8時間暴露限界と車体の左右応答

 

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図4 地上に許される通り狂いの限度

 

・ 10m弦正矢における限度

これを、図5の10m弦正矢の波長成分としてみると、この限度はその検出性能からと速度に応じて10〜20m付近の狂いについては緩和され、70〜80km/hまでは余裕を持った値であるが、それ以上の速度ならびに長波長に関しては検出性能が下がるため、そのピーク値に対する限度を2.5〜3倍程度と考えても限度が厳しくなることを見ることができる。

これを2軸台車とした場合には、地上に残存する狂いに関しては、5m付近を中心に下は3m上は10m程度の範囲で緩和され70km/h程度までの速度には効果があるが、長波長に関しては効果はない。

 

 

 

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