
となる。
これを整理すると、

と与えられる。
2) 解析結果
・ 乗り心地レベルの8時間暴露限界と車体床面の周波数応答
以上のうち、(9.4)式を用いて、まず1mmの通り狂いに対する車体床面加速度の周波数レスポンス関数を求め、これを振動の8時間暴露限界と比較したのが図3である。これによれば、昨年度の上下振動の場合と較べると、左右の限界が3Hz以上では、上下の場合に較べて緩和されていることもあるが、周波数レスポンスは台車の横ばねが柔らかいことによりかなり小さくなっていることが認められる。
・ 地上に許される狂いの限界
これを図4の地上に残存を許される狂いについてみると、狂いに対する限度は、高低狂いの場合に較べて短波長においては緩和されるが、10m付近の中波長そして速度とともに、10、15そして20mにおよび緩和されるがさらに長波長にわたって整備が必要とされることとなる。