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1日目(7月30日)南郷村→宮崎空港→福岡空港→ソウル・金浦空港→景福宮見学(ソウルのホテル泊)

2日目(7月31日)ソウル→陵山里古墳群見学→扶餘着市内見学、歓迎式(扶餘ユースホステル泊)

3日目(8月1日)(社)サムルノリ・ハヌリム扶餘教育院視察、林川中学対面式、レクリエーション(スポーツ)、ホスト対面式(ホームステイ)

4日目(8月2日)お別れ会、民俗村見学、ソウル見学、ロッテワールド入園(ソウルのホテル泊)

5日目(8月3日)ソウル・金浦空港→福岡空港→南郷村

 

平成2年度〜5年度までは、姉妹都市である扶餘邑の見学を主体に、ソウルの青少年連盟と連携してソウル市内でのホームステイ等を実施してきたが、6年度に扶餘郡の林川中学との姉妹校協定を結んで以来、上記のような内容の事業となっている。

 

(2) 「国際理解教育交流推進協議会」

この事業は平成9年度までは、南郷村教育委員会が主体となり、村内の2つの中学校の全面的協力を得て、実施されてきた。平成10年度からは、新たに設置された「国際理解教育交流推進協議会」が実施主体となった。

この協議会の目的は次のように、この日韓交流事業を含む、広く「交流事業」を推進し、地域活性化に寄与しようとするものである。

 

「協議会は、南郷村の住民が諸外国と相互の親善と友好を深めるために行う、経済、文化等幅広い分野での各種国際交流事業について協力し、その推進を図るとともに、あわせて国内における姉妹町村等との交流、郷土の歴史や文化など、自国文化の理解を深め、国際社会に対応できる村づくりと、国際親善、村の活性化に寄与することを目的とする。」(「協議会規約」第2条)

 

その組織は、図2に示すように、村長を名誉会長、教育長を会長とし、南郷中学校に事務局を置き、村内の教育にかかわる組織とその代表からなる。まさに村挙げての陣容である。

その事業は実に多岐にわたる。事業は、この韓国・林川中学校との交流事業を含む「国際交流事業」、川崎市の小学生との交流や全国南郷サミットを含む「姉妹町村交流事業」、および、郷土文化の継承・他国文化の理解・村民のふれあい・国際理解教育の推進等を含む「国際理解教育研究推進事業」の3つからなっている。

 

 

 

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