日本財団 図書館


例えば、森林学習館と程野の滝、お祭り広場の間は、高低差がかなりある上、事でも5〜10分程度かかる距離にある。イベント時には連絡バスが運行されるが、通常期は車がなければ、徒歩か学習館にあるレンタサイタルしか、移動手段がない状況である。

村としては一級の資源であっても、交流先の都市住民からすると、たくさんある市町村の中から、吾北村を選択するのであって、選択の理由がたまたまなのか、吾北村に魅力があってなのかが、本当は重要な点である。都市住民が吾北村との交流を、「吾北村でなければ」「程野でなければ」という気持ちに、動かすだけの取組み(施設整備やソフト事業を含めて)が求められているのではないだろうか。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION