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(5) 活用している地域資源

程野の滝を始めとする地区の自然資源と、育樹祭跡地の広場(お祭り広場として整備)が活用している資源といえる。

(6) 住民参画の状況

もっとも一般的な参加形態としては、「ほのほの市」への参加である。村内にある約20の団体が、出店料6,000円を払って80ほどの小間を出している。JAや商工会などの他、青年団や有志で出店することもある。出店品目は飲食物や地域特産品などである。

 

2-1-4. 苦労・工夫した点

特に苦労している点はないが、強いて上げれば「入場者数の把握」と「スペースの確保」に苦労しているという。

「入場者数の把握」は現在正確にはなされていない。かつては入場料を徴収していたので、入場者数の把握も容易だったが、現在は駐車台数を基に推定している。一部では、再び入場料を徴収してはどうかという声が上がっているという。

「スペースの確保」は、出店希望者の区画と駐車場の確保の2点である。区画は希望者が多くて断っている状況であり、今以上の出店希望者への対応に苦労している。

また、駐車場は600台分を用意しているが、利用者が多すぎ捌ききれず、空き待ちで待たされる車が多いことが苦労点といえる。

また、実際に参加している人たちにとっては、一緒にイベントに参加してくれる仲間(会員)が集まりにくい、高齢化が進んでいる、販売する品物を集めるのに苦労するなどの声があげられている。

 

2-2. 交流の効果

 

2-2-1. 効果

交流の意義・効果としては、都市住民と村民の直接的な交流の場として機能している点が上げられる。

また、ほのほの市での農林産物や加工品販売による経済的な効果もある。

 

2-2-2. 相手からの評価

野外でのイベントが中心となるため、天候の影響を受けやすいが、まつりの参加者には概ね好評である。

ただ、参加される方の来訪時間によっては、ほのほの市出店の販売物、特に食品類については、数が少なかったり、皆無の場合もあるため、迷惑をかけてしまうことがあるという。

 

 

 

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