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・人口

人口は平成7年の国勢調査で680名で、一時期微増に転じたものの昭和35年の4,114名をピークに一貫して減少を続けている。特に早明浦ダムの建設による集落の水没と白滝鉱山の閉山などにより、昭和45年から50年にかけて1000名近い人口が減少した。(図3)

その後も人口は減少を続けているが、昭和50年代後半からのむらづくりの成果で、一時期人口減少に歯止めがかかったものの、最近では再び減少傾向が見られる。自然増となる出生者数は、年に1〜2人程度しかおらず、そのほとんどが国家公務員などのいずれ転勤していってしまう人たちであるという。

 

図3 人口の動態

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・産業

村の主産業は建設業であり、平成5年の時点では、4割以上が建設業に携わっているのがわかる。2番目が政府サービス業の14%であり、就業者全体の半分以上が建設業と公的なサービス業に携わっている状況である。(表1)そのため、1人あたりの平均所得は他市町村よりも高くなっている。

村内には、昭和40年代まで銅を産出していた白滝鉱山があったが、閉山後は、その跡地を利用した村おこしへの取組みが始まっている。跡地に、教育・観光レクリエーション、農業、畜産の3つの団地を設け、自発的・自立的な産業振興策をとったほか、「社団法人 大川村ふるさとむら公社」を設立し、その運営にあたらせることで、雇用の場の確保を図っている。

 

 

 

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