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表2 清水町の人口等及び人口動態の推移

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(※)1960年の欄の人口動態に係る数値は1955年の数値である。

 

同町には、高野龍神国定公園、生石高原県立自然公園のすぐれた自然景観、御田の舞(杉野原地区:国指定無形重要文化財)、歌舞伎芝居(二川地区:県指定無形重要文化財)などもあるが、最近の地域づくり事業で、とくに注目されるのは、温泉の開発である。

しみず温泉の歴史は新しい。昭和58年5月、泉源開発ボーリング調査が始められ、61年9月、成功、泉名を町民から募集し、「しみず温泉」と名づけられたのである。昭和63年、しみず温泉健康館、農林漁業体験実習館(しみず温泉あさぎり)が相次いでオープン。平成6年には入館50万人を突破した。

清水町の観光客の入込状況をみると、表3のように、昭和50年当時、宿泊4,440人、日帰8,445人、計12,885人であったのが50年代後半に急増し、60年には計75,545人、63年には計198,021人、現在(平成9年)は334,733人と飛躍的に伸びている(写真1〜6)。

 

表3 清水町観光客入込動向

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