花園村に伝わる国指定重要無形民俗文化財「御田の舞」(田の神を信仰し、田を護り、祖先を敬い、その年の五穀豊穣を祈願する古式ゆかしい民俗芸能、平安中期から継承)、国選択重要無形民俗文化財「仏の舞」(乙姫を仏の浄土に迎えるため龍宮に赴いた文殊菩薩は、龍王はじめ鬼たちに仏の舞を見せて説き伏せ、乙姫を教化するという女人成仏をテーマとする珍しい舞踊劇、花園村所在の遍照寺に伝承された仏教の古典芸能で、平安後期に起源をもつ。61年に1度しか演じられない幻の舞とされていたが、昭和39年からは古典芸能保存会によって、不定期ながらしばしば上演されるようになった。)は、花園村が長をもっていることを示している。