二代にわたって20年間で80人、1年最大6人の里親をしたというKさんとお目にかかることができ、お話をうかがったが、山村留学生の「山のお父さん」、「山のお母さん」として、自分の子育てが終った時期から引き受けるのは、まことに大変であったが、留学生の親・親戚や友人などとひろい範囲で知り合いができ、留学生から「山のお父さん」、「山のお母さん」として、離村後も里帰りしてきたときによってもらえるのは本当に嬉しい。ただ、高齢化して「山のおじいちゃん」、「山のおばあちゃん」になってしまい、身体が思うように動かなくなり、もうとても引き受けられないとのことであった。
村当局は、山村留学は、小中学校の活性化、都市との交流の拡大に役立っていると評価しており、都市交流には、次のようなものをあげている。
1 小・中PTA等交流(授業参観、PTA作業、学年行事等)