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Irene

 

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林正子 イレーネ(22・28日)

 

Masako Hayashi

 

東京都出身。1994年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、96年同大学院修了。二期会オペラスタジオ第40期修了。原田茂生、竹村靖子、マルチェッラ・レアーレの各氏に師事。学部在学中にオペラ「魔笛」でデビュー。「ベアトリーチェとベネディクト(日本初演)」のベアトリーチェ役、「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ役、「椿姫」のヴィオレッタ役などに出演。また、「第九」やヴェルディの「レクイエム」などのコンサートソリストや劇場用録音、96年の銀座セゾン劇場公演「マスター・クラス」のシャロン・グレアム役をつとめるなど活動の範囲を広げている。学部在学中に安宅賞受賞。読売新人演奏会出演。96年日伊声楽コンコルソ入選。97年藤沢オペラコンクール第1位あわせて福永賞受賞、大野和士氏指揮の東京フィルと記念演奏会に出演。98年2月スイス・ロマンド管のブラームスのドイツレクイエム、3月シンフォニエッタ香港の「第九」、7月オーストリアの音楽祭にてグスタフ・クーン指揮ナポリ・テアトロ・サンカルロオーケストラのヴェルディ「レクイエム」に出演。イタリア・モンテグリドルフォ・オペラアカデミー会員。二期会会員。

 

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岩崎由紀子 イレーネ(23日)

 

Yukiko Iwasaki

 

平塚市出身。国立音楽大学卒業、同専攻科修了。畑中良輔、竹村令、ジェラール・スゼーに師事。第21回文化放送音楽賞、第43回毎日音楽コンクール第2位、第10回民音コンクール第1位、第12回ジロー・オペラ賞、96年平塚ロータリー文化大賞受賞。80年二期会オペラ公演「ドン・カルロ」のエリザベッタ役でデビュー。その後二期会「ドン・ジョヴァンニ」「蝶々夫人」、民音オペラ「フィガロの結婚」「蝶々夫人」、藤沢市民オペラ「蝶々夫人」「ウィリアム・テル」「アイーダ」「椿姫」「ファウスト」「トゥーランドット」「ウィンザーの陽気な女房たち」その他、数々のオペラの主役として活躍。NHK・FM、ニッポン放送にてリサイタル「メサイア」「レクイエム」「天地創造」「復活」「千人の交響曲」など数々のオーケストラと共演。又、自身の企画・制作・主演によるオペラ「蝶々夫人」「コシ・ファン・トウッテ」の公演では新聞、雑誌等で高く評価される。フランス歌曲・日本歌曲の評価も高い。現在、国立音楽大学助教授、紀声会主宰。三期会会員。

 

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白石敬子 イレーネ(29日)

 

Hiroko Shiraishi

 

藤沢市出身。武蔵野音楽大学専攻科修了。「フィガロの結婚」の伯爵夫人でデビュー。国際ロータリー財団奨学生。ウィーン国立音楽大学を最優秀首席で卒業。ギューデン、スフロフスキー、ヴェルバに師事。1974年、国際コンクール(ヴィーニャス優勝、ミュンヘン第2位、ヴェルディ第3位)に入賞。76年から日本人初のウィーン国立歌劇場の専属歌手として活躍指揮者のシュタイン、ドホナーニ、名歌手のニルソン、コソット、ドミンゴ、ゲッダ、シュライヤー、ギャウロフたちと共演。ヨーロッパ各国の主要歌劇場で「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」に客演。日本では「オテロ」(若杉払)、「エレクトラ」(小澤征爾)、NHKニューイヤー・オペラコンサート、文化庁青少年劇場で絶賛される。ウィーン・フィル、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、読響、東京フィル、新日本フィルと共演。ウィーン楽友協会やヨーロッパの音楽祭に出演。ウィーン響、N響定期演奏会、「第九」に出演。日本を代する国際的な歌手として名声を博している。藤沢市民オペラでは「椿姫」「ファウスト」「トーランドット」「ウィンザーの陽気な女房たち」に続く出演。オーストリア共和国褒賞受賞。

 

 

 

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