3月14日(土)
○本日のスケジュール・内容
Mt. Pinatubo噴火被災地跡を通って一路マニラへ
○感想
Mt. Pinatubo噴火被災地跡は一面が灰色だった。もとあったはずの街の教会の屋根の上の十字架がそこでは足下に墓のように立っている。どれほどの灰がふったのか想像もつかない。どこから来たのか子どもたちが物乞いする。見渡す限り家も小屋も木さえない一面の火山灰地のどこに彼らは暮らしているのだろう。母子が灰の道を手をとりあって歩いている。そばを通る車の度に灰の煙が舞い上がる。こんな中では、呼吸器の病気にでもなりそうだが、それでもここが彼らの生活の場なんだ。