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問題点に対する肯定意見:

1. 馴れ合いになっては援助協力はうまく運ばないので、相手国の自立を促す意味においてはその程度の期間でちょうど良いのではないか。

2. 日本の公務員等大枠の人事体制が2年周期であることからきているのではないか。

3. 医療等は日々進歩しているので、何年も日本を空けていると帰国後の再就職や臨床医としての技術についても復帰が困難となってしまう恐れもあるのではないか。

問題点に対する否定意見:

1. 相手国との円滑で継続した関係のもと進めていくべき援助協力であるならば、2年間という期間の人事交替は良好な友好関係を崩しかねない危険性を含んでいるのではないか。

2. 任期終了後の仕事の引継がうまくいかない場合も生じるのではないか。

3. プロジェクトを円滑に進める上で、有用な人材を2年ごとに人選するのは難しいのではないか。

問題解決にあたっての考察:

1. 日本で、国際協力に向けた人材育成の一つとしてもっとGeneral Physicianを増やし、研修制度の強化を図っていけばよいのではないか。

2. 交替する新旧専門家同士が現地で引継できるある一定の期間を設けたJICAの人事交替の体制をつくってはどうか。

3. 国立国際医療センターでは、常に医師を数十名配置し国際協力派遣に対する前後のフォローアップを行っている。このような体制を全国各地の大学病院等で展開できないか。

 

○今日の一言

江畑:今日もフィリピンの家庭料理をご馳走になっちゃいました。

いい人ですかね。いい人です!?

舟橋:僕が食べるはずだった晩ごはんをワンちゃんが食べてしまった。

高橋:月の明るさについて再確認した。

富塚:激しい下痢の後、バスに揺られ嘔吐。発熱に頭痛で意識が飛んだ。

皆さんに迷惑をかけました。すみません。

小池:TV99をみながら、月明かりがきれいだった。

杉本:TV99はすごくよかった。村の人の歓迎には感激しました。バナナがおいしかった。

三枝:ついに下痢になってしまった。

竹山:夜のバランガイ(村)でのフィリピン料理は大変おいしかった。JICAの保健教育をテレビでやっていたが、これも楽しかったです。

北野:今までで、一番速いマイクロバスでした。

山本:バスで迷子になったのが恐かった。…というのもバスのスピードが急に上がったから。

山田:中森さんのお話をもっと聞きたい。バスがやたらとスリリングでした。

田口:今日はフィリピン中で一番おいしい手料理を食べました。

増沢:村の人達の興味を引かせることから公衆衛生の教育がはじまるのか…。

林:TV99を見ていた村の子供たちの元気な姿…

あーこんな所で働きたい!!

 

 

 

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