3月12日(木)
○本日のスケジュール・内容
7:00 Departure from Manila
10:00 Arrival at JICA office in Tarlac
10:30〜 Courtesy call with Provincial Health Officer,Dr.R.Ramos
Tarlac Provincial Hospitalの院長でもあり、Tarlac州政局長でもあるDr.R.Ramosからのbriefingと質疑応答。
・Family Planningのadministrationについて
・Health Promotorについて
・現在のFP/MCH Project(DOH‐JICA)phaseII以降について
・social aspectの重要性について
・世界中の Primary health careのconceptは、promotingとpreventingであることについて
・DOHとProvinceの関係について
・援助を受ける側からみた日本のDOHと他国のそれとの違いについて
11:00〜 Observation Tour of:
Tarlac Provincial Hospital
・小児科、オペ室、ICU/CCU等を見学
・外来患者の三大疾患 1. 上気道感染 2. 出生前検査 3. 高血圧症
Center for Mother&Child
FP/MCH Project(DOH‐JICA)phaseIIではTarlac州の全6地域にこうしたMCHセンターを作っていく。
14:30〜 Overview of the JICA FP/MCH(Family Planning/Mother and Child Health)Project
・DOHの要請のもと、1992.4〜97.3 phaseI,1997.4〜2002.3IIとして計画実施中
・乳幼児と妊産婦の死亡率の低下を目的としたFamily Planningで保健従事者の資質の向上、地域住民を含めた地域活動の推進、医療従事者の技術の向上を図るために、TV99という映画や人形劇等の視聴覚教材により保健衛生教育を推進している。
・これらの保健衛生教育の効果については、TV99上映の1ヶ月後の簡単な質問形式のテストを用いて測っている。
・技術移転を目的とした協力であるので、各プロジェクトの運営等は地域のリーダーたちに役割を委譲する形で進めている。
・母子手帳に相当する母子カードの配布を現在計画中。
・生協という形で運営していく薬局の立ち上げには金銭面の援助は一切せず、managementのみをNGOと共に協力して行った結果、現在では運営経営は地元主体で機能するまでに至っており、sustainabilityを目指した協力としては成功したプログラムの一つである。