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精度は改善されなかった(表4)。閉経後の患者では30症例中,ポリープ(3症例),内膜増殖症(2症例),子宮体癌(2症例)の8症例の異常を認めた(26.7%)。

 

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図2. TVHSによる正常子宮縦断像

(矢印は子宮内膜を示す)

 

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図3. 子宮内膜ポリープ

(矢印はポリープを示し,境界明瞭な,子宮腔内へ突出する高輝度の腫瘤像を描出)

 

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図4. 粘膜下子宮筋腫(<3cm)

(矢印は筋腫を示し,境界明瞭な,子宮腔内へ突出する高輝度の腫瘤像として描出)

 

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図5. 粘膜下筋腫(≧3cm)

(矢印は筋腫を示し,低い輝度を有する充実性腫瘍として描出)

 

つぎに,子宮内膜異常の診断におけるTVHSの有用性を検討した。強い疼痛(2症例)およびカテーテルと頸管との間隙から生理食塩液が漏出した(2症例)ことにより4症例を研究から除外した。図2は,正常例の子宮縦断像で内膜組織診は分泌期像を示した。内膜は,子宮腔内で均一に発育し,しかもその表面は平滑であることを明瞭に描出していることがわかる。本法は,子宮腔内に突出する異常をかなり明瞭に描出することができた。図3に子宮内膜ポリープ,図4に粘膜下子宮筋腫の症例を示し

 

 

 

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