表1 補聴器の種類
これらの補聴器は、どのように機能しているのでしょうか。そのしくみを図3に示します。補聴器は、音を強くする増幅器の一種です。音を強くして耳に届けるものです。基本的な構造は、4つの部分からなっています。音を電気信号に変換するマイクロホン、音を十分に強くする増幅器(アンプ)、もう一度音の信号に変換するレシーバ、増幅器にエネルギーを供給する重担からなります。図4に、補聴器の各部分の名称を示します。
図3 補聴器の基本構造
図4 補聴器の筈部分の名称
また、最近では調整器の部分がデジタル化された補聴器(デジタル−アナログ式)や、増幅器の部分までも全てデジタル化された補聴器も出てきました。これらの調整には、専用のインターフェイスや専用の調整器ないしはプログラムが必要になります。
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