会則3.2(経費)の改正
―将来のISCA会費若しくは供出金分担方式の研究―
〔会則改正に関する日本提案要旨〕
ISCAの目的の達成に向かって行われる健全な作業を保証するためには、作業経費が必要になってくる。
しかし、ISCAは、政府や国際機関、その他財団等から近い将来助成金等を受けられる見込みがないので、会則3.2「ISCA会員に対する直接的な財務負担はないものとする」を改正して、各会員から名目程度の年会費等を徴収できるようにしたい。
ついては、次のとおり議案を提出する。
議案:
会則3.2は削除し、次のとおり改正及び追加する。
3.2 会費
ISCA会員は、ISCAの総会で決定される金額を年会費として支払う。
3.3 特別供出金
ISCA会員は、特別供出金を支払う。必要なら供出金額は別の方程式によって、総会で決定される。
3.4 ISCA募金活動の管理
ISCAの銀行口座を開設する。銀行と会計の所在地は、総会で指名する。
会則3.7 (会員権の停止)に次のとおりC項を追加する
C. ISCAの会員は、2年以上会費を滞納した場合、会員権を剥奪される。
〔討議〕
(カナダ):先ず、只今は素晴らしい発表をしていただきました。
ただ、私達の組織の最大の問題は、カナダではやはりお金の問題です。
例えばネービーリーグ・オブ・カナダの地方支部は、二つの少年団をサポートしている。いわゆる海軍のネービーリーグのジュニア的なシーカデットと、海洋少年団の二つをサポートしているわけです。一つの委員会が二つの異なった活発な活動をしている組織をサポートしているとなりますと、良くわかる問題ですが、一つの組織の方が他の組織より資金の調達金額が多い。でもう一つの方が、お金が大変必要だということになりますと、一つの組織で集めたお金を、他の組織のところで使うということがでてきてしまいました。その結果として不満がおきたということがあります。
そういうことで、お金を人に要求する、つまり会員が会費をどの位支払うか、ということで、十分に公平でない場合には、対立が起こってくるということがあります。また、お金を払ったときに、いかにそれをコントロールしていくか、それをどのように使っていくか、誰がこの経費の承認をするのか、一体どのような基準でするのか、そしてどのような基準で承認することができるのか、予算ということで、誰が取