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その両方書いてあることは、或る意味では両方ともいらないということでもありますね。その方が可能性が広がるのではないでしょうか。この募金の枠がもっと広がると思います。

今のところですと、国内か国際に区分されているように思うのですが、ただ国内、国際以外であったら、ローカル、地元或いは地域とかがありますけれども、ただイエスカが地域募金活動に参加するというふうには期待されないと思います。

また、ヨーロッパ大陸ですと、その各国間ですと国際になりますけれども、勿論地域といえども国際的に誇るものがありますけれど、国内、国際という言葉は削除してよろしいと思います。

 

(議長):それでは、きちんとした文言で明日決議を採りますので、それを書き直していただけますでしょうか。

 

(カナダ):一分前までの決議は、このままの文といったのですが、もし、オランダが国内、国際という言葉を削除したいのであれば、それを削除したうえで書き直しますけれども、その言葉は入れておいた方が良いのでしょうか。それとも削除した方が良いのでしょうか。どちらがよろしいのか、どなたかご意見いただけますか。

 

(南アフリカ):議長、この会議では、この裏の意味が十分に分かっていると思いますので、この点について話すのは、あまり意味はないと思います。

カナダの提案に基づいて、このままで良いと思います。

国内、国際が入っていても、その意味は皆十分分かっているわけですから、このままで良いと思いますけれども、この言葉を短くまとめられたことは素晴らしいと思いました。

 

(議長):では、ここでコーヒーブレイクにしたいと思います。

 

(イギリス):この時点で、文言を少し変えなければいけないのではないかと思うのですが、これは私達の提案に関してですが、今のところ、目的という言葉なのですが、私達は、他のメンバーにその目を向けるというよりも、何か身内のことだけ見ているように書いてあります。

私達の本部の意見なのですが、イギリスの海洋少年団というのは、国内において、最も規律性の高い組織であると自負しております。

勿論、優秀な少年団員であって、大変オープンでありますけれども、しかし、一般的にはそのように見られておりません。問題の一つは、イギリスの海洋少年団が、イギリスにおいてどのように披露されているか、ということに問題があります。

私達は、海洋少年団が国際的な舞台において、どのように表現されているのか、自分達のイメージをもっと訴えなければいけません。その訴えが足りないのではないかと思います。ですから、私達の追加的な目的は、正にそこにあります。私達の存在をもっと知ってもらわなければいけないわけです。

私達は、もっと外に存在感を訴えなければいけません。このカナダの5つの提案では、そのことが十分にカバーされていないと思います。ただ、内側に目を向けているといいますか、身内話に終わってしまうような気がします。

 

(カナダ):別にマイクに反発しようとは思いませんが、また発言いたしますけれど、この4番目ですが、組織の設立を奨励すると、これは世界的な海事の思想に基づいて、ということであります。それで、いくつかの加盟をつのり、軍事的または政治的な動機付けを排除するということなのですが、私達は、新しいグループの結成を世界的に広げていきたいと考えているわけで、それは特に反論を呼ぶものでもないし、内向的なものでもありません。

 

 

 

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