日本財団 図書館


ヤング・マリナーズ・リーグは、1年に500人の団員を訓練し、大きな船を持ち良く組織され、ロシアの広い地域で活動しているところから、投票を今回後らせて、メールで投票することにしてしまうと完全な投票にならないでしょう。

このロシアの組織を受け入れるのであれば、速やかに受け入れるべきでありましょう。

 

アメリカ:私共に知るべき情報は入っています。

このきちんとした申請用紙に記入してもらっています。これがだめなら申請用紙を変えなければなりません。イギリスの方で大使館経由でロシアの調査をしたことが確認されている。

アメリカとしては、イギリスの提案を支持します。

 

香港:韓国からの異議というのは、それなりに理由はあると思う。韓国にチャンスを与えるべきだ。

 

議長:韓国が,心配しているのは、韓国が極東でロシアと交流しており、この団体が今受け入れようとしている団体と違ってしまうと、1国1団体ですから、韓国が今極東で交流している団体がISCAに入れなくなってしまう。だから、それをもう少し、ほんとうにその団体が全部ロシアをコントロールしているのか確認したいということですから、韓国のご意見もっともだと思います。これを確認して、さもなければ2つの団体があっても将来極東の少年団、ヨーロッパの少年団の2つ、これは会則の変更になるでしょうが、将来会則を変えていくという方向ならば、ヨーロッパの団を入れてもかまわないということだと思いますが、金さんそのとおりですか。

 

韓国:まったくその通りです。

 

イギリス:私達は、ヤング・マリナーズ・リーグの調査をしたのですが、それは全国的な組織であって、7つの地域に分かれています。その分割は、イギリスも同じて、カナダも同じように分割されています。

極東にもクラブがあるが、西側に多いのは、人口動態から当然です。私が申し上げたいのは、彼らは166のクラブをもっている。もし、ロシアの小さな組織と交流しているのであれば、可能性の一つとしてその組織にヤング・マリナーズ・リーグに入ってもらうよう呼びかけることもできると思います。1国1組織であれば、あるいは1国2組織でも良いわけです。それは、会則を変えれば良いわけで、今心配することではありません。今は、彼らを歓迎しましょう。このような対案がでていますが、このことによって人を遠ざけているように思います。これ以上に調査するのであれば、1年はかかってしまいます。私がロシアの組織の長であって、また1年待ってほしいといわれたら、私はそのメンバーになってもしかたがないのではないかと思い、申請を取り下げてしまいます。

 

カナダ:イギリスの立場を支持します。全く同じことを申し上げようと思っていました。韓国その他の国の交流が抑制されることではありません。コミュニケーションがストップされることでもありません。

いかなる組織とでも交流はできるのです。

 

議長:ISCAの提案は、みんなで心配を取り除くことだと思います。イギリスやカナダの意見は良く分かりますが、韓国の心配を取り除く必要があると思います。

 

南アフリカ:韓国がそこまで心配なのであれば、今韓国が交流している組織についてお知らせ下さい。韓国が何に心配しているのか分かりません。韓国は疑いをもっているわけですね。なぜ疑いを持っているのか、なんらかの情報があるかと思います。何も理由がなければ、そのような疑いや不安がないわけですね。ですからこの会議において、まず一年間待つのかどうか決定しなければなりません。その決定を下すには何が彼らの疑わしい種なのか、それについて分からなければ、その疑いが実のあるものか空想に過ぎないのか私達には分かりません。

 

韓国:基本的に私達は、新しいメンバーを加入させることは、ISCAをさらに大きくするうえで大変良いと思います。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION