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ウラジオスットクから私達は招待したことがあります。もちろん正式の少年団ではないのですが。来年までロシアの提案というのを延ばして、極東地区について、調査するというのはいかがでしょうか。1か国1組織が原則ですので、ISCAに関しまして一つ参加してしまうと他の組織が参加できなくなってしまうので、一年間アジア地区について調べるということはいかがてしょうか。

 

イギリス:韓国の代表の意見わかります。ヤング・マンナーズ・リーグでありますが、これは7地区で活動しておりまして、166のクラブがあるわけです。確かに西側の方に多く存在しておりますが、それは人口動態を反映したものであります。極東におきましても、かなりの活動があり、組織があり、韓国のおっしゃった懸念はないものと思います。

 

オランダ:ロシアのクラブに関しては、情報不定です。申請内容しか情報がない。日本、南アフリカ、韓国がメンバーシップに申請したときは、もっと内容がありました。

 

カナダ:オランダのコメントについてですが、どのレベルの情報が必要なのですか、ほんとうに必要な情報とは何なのですか。申請書式ほどの程度の情報が必要かということを反映するために作られております。もし完全に作られたものならば、それで十分ではないでしょうか。不必要な申請手続きの遅延は、この組織にとって害であると思います。長期的にみて有害になります。ですから権威をもって申し上げますが、彼らが提供した情報が、我々が求めている情報の全てが入っていれば、それで十分だと思います。だからといって、ロシアの申請を受け入れるかどうかは、議題の項目としては後程討議することになりますが、今、この会議において考えなければならないのは、どの程度の情報というのが、あるいはどの程度の手続きというものが絶対不可欠なのでしょうか。私の意見としては、もし申請を議長が受けとっているのであれば、実際に会長は受け取っているわけで却下しませんでした。ですから、これは申請書を受理したということであり、また、求めた情報もそこにあると、ロシアの連盟は必要とされる情報を提供したわけです。

ですから、明日この申請を受けるかどうか投票しますが、私共は、この手続きが正当になされたと理解しています。

 

議長:議長としてこれまでの意見を取りまとめます。

ISCAは将来的にはオープンであって、できる限りふやしていこうと基本的な大きな問題がなければですね。という意味から、今回のロシアの申請はルールに従ってだされたものと我々は理解していますので、この問題は明後日までに皆さん考えていただいて、明後日再び議論したいと思います。(以上9月29日の会議)

――以下10月1日の会議――

議長:会則3.4に基づいて、ヤング・マリナーズ・リーグをISCAに加盟させるとのイギリスの提案です。支持いただけますか。南アフリカが支持いたしました。

何か質問あるいは意見はありませんか。

 

韓国:新しい会員ということですが、この午前中に投票して、決めることになると思いますが、私の提案は、もう少し、調査をするまで延期する方がよろしいということを提案します。

 

議長:韓国から別の提案が出ました。ISCAの方ではさらに調査をすると、ロシアのヤング・マリナーズ・リーグについては、さらに調査したうえ、12月末までに議長に報告し、99年2月までに投票することになります。

 

南アフリカ:申請書が議長国に提出され、全ての会員国はこれに目を通すことができ、ここにある情報は完全な情報だと思います。

 

 

 

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