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テーマ『21世紀の理想的な海洋少年団の姿』討論

 

相浦議長:今度の議題は、私どもとカナダとご一緒にやることなんですけれども、カナダのスチュワートさんが大変、いろいろご勉強されておられるし、彼が議長をやったほうがスムーズにいくと思うんです。

この議題だけ。それでお願いすることにしまして、アクセプトされましたので、この議題だけ、カナダへ持っていきます。(笑)それで、今から12時まで50分ありますから、途中でも昼食にしてください。

ではこれが終わるまでスチュワートさんにお願いいたします。どうぞ。

 

ボブ・スチューワート 仮議長(カナダ):どうも、議長ありがとうございます。24時間前に任されまして、非常に光栄です。48時間くらい前に言っていただくともっとうれしかったんですけれども。

私のほうで依頼されましたのは、このディスカッションの促進役をしろということでありまして、みなさんの間の討議を円滑化する。別にここで私が強弁を垂れたりとか、長々としたペーパーを発表したりとか、ディスカッションを導いてということではございませんで、ディスカッションをスムーズにするのが私の務めでありまして、昨日の夜、準備をいたしました。すでに出ているペーパーが2本あるわけですが、これにも目を通しました。オランダのほうでも別にあるということでまだみなさんのお手元には届いていないと思いますが、私も見ていません。後ほど口頭でディスカッションの途中でオランダのほうから説明していただきたいと思います。みなさんにお願いなんですが、自由にディスカッションに参加してください。事前の予定原稿ということでなく、自由にご発言いただければと思います。そのためにこうして時間をとっております。

この、すでに出ているペーパーですが、開催国・日本からのペーパーでありまして、21世紀の理想的な海洋少年団の姿というものであります。日本では、活性化委員会をつくろうということで、すでにその委員会はできていますか? 活動していますか?

 

柳田幸三(日本代表):まだです。11月から集中的に活動を行うことにしています。

 

仮議長(カナダ):そういう計画だということですね。このペーパーによりますと、組織、資金、PR関係、広報関係等、さまざまなテーマで、まあ日本独特のものも多いわけですが、これを取り上げていこうと。環境を考え、それから科学的な技術を高めていく、ほかの若い人たちもこの海洋少年団に参加してもらうように図っていこうというのが、活性化対策検討委員会ということですが。

他の国ではどうでしょうか。国内の組織の中でこういうふうに変えていこうというような計画はありますか? ウォーリーさん、どうぞ。

ウォルディー・M・バディ(南アフリカ代表):はい、議長。ふたつの点をカバーしたいと思います。まず、インターネット関係で、みなさんからコメントをお願いしていることです。もうご覧になったかと思いますが、21世紀へ向けてのコメントです。3点、インプットがございますので読ませていただきます。あまり長くないので。ピーター・ガスキンさんが言っておられますのは、よりプロフェッショナルにやっていきたいと。そして、よりグローバルなかたちでコミュニケーションを図っていきたい。財政援助を確保する。そして団員向けのさまざまな支持等、これを得ていきたいと。これはベルギーの状況での提案だと思います。

ジョン・カレスキーさん、どこの方だか判りませんが、たぶんアメリカの団員の方だと思います。この方は、もっとコンピュータ・サイエンスをやったらいいんじゃないかと、すでにカリキュラムが少年団にはあるわけですが、もっとコンピュータ関係を加えたら、コンピュータは非常に重要になってくるからという理由です。

 

 

 

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