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ですから、先ずは質問に対しまして、一体どういったことがその国の状況であるかということが先にわかるようにする。それから、アルコール、タバコに関しましてですが、カナダの文言の中におきまして、アルコールは禁止であると書かれております。これは大変重要なことです。例えば、保険に入っていると、その保険の中において、たまたまお酒を飲んで、そして、腕を骨折してしまったということになった場合には、保険の問題が出てきてしまいますから、保険の場合には飲酒禁止となっておりますので、それを守っていかなければならない。国によっては、年齢によって違ってくるということがあります。但し、南アフリカといたしましては、少年団員は絶対にアルコールは禁止であるという様にしなければならないと思っています。

また、国によって、例えばそのタバコの喫煙について禁止していないところも、年齢によってはあるかもしれません。

しかし、少年団員としましては、そのイメージを考えますと、例えばそのタバコを吸いながら歩くということがあれば、決して良いイメージではありませんので、きちんと喫煙禁止ということをうたっていかなければならないと考えております。

また、交流において、南アフリカの少年団にもいったのですが、彼らが提出するレポートは客観的なものでなければいけないということです。少年団員が6時に起きて、シャワーを浴びて、それから着換えて、朝食を食べて、それからベットを直して、というのはレポートではありません。それは日記です。もし少年団員がレポートを書くのであれば、エスコートオフィサーもレポートを書くのであれば、そのレポートというのは客観的な評価、どういうトレーニングを受けたか、ホスト国においてどういう訓練を受けたか、それ聞きたいわけで、朝食は何を食べたか、ベーコンに卵というのを誰も聞きたくありません。ですから、トレーニングの中味などを知りたいということで、少年団員は30日以内にレポートを出すように要請されています。別にこれは筆記試験ではありません。南アフリカの少年団員は、いろいろと面接だとか、試験を受けます。8月からその準備に当たっておりますが、レポートを出すことは難しいのですが、学期末の関係もありますけれども、ただ30日間以内にレポートというのは妥当だと思います。国内の本部に30日以内にレポートが送られれば、そのホスト国にタイムリーに提出することができると、次の交流の2か月前ぎりぎりに送付するのではなく、タイムリーにホスト国にそのレポートを提出することができます。

添付資料ですけれども、添付資料の1、これは文書で残っているもので、南アフリカで受理されたものです。皆様にも渡っていると思いますが、香港では関係ないのかも知れませんが、香港が私達に送って、これを完成してほしいというのは登録用紙でした

これは、大変重要ではないかと思います。先ずは少年団員とオフィサーの署名が入って、また、親の同意もあると、それは18才未満の場合には親の承諾も登録用紙に記載されなければなりません。この文書はISCAの先ず最初にくる文書ではないかと思います。さらに改善案があったら簡単に訂正できますので教えて下さい。ただ、何らかの不変的なフォーマットが必要ではないかと思います。ということで、同じような用紙に慣れていただきたいと思いますので、重要だと思います。この用紙によって、この作業がやり易くなったと思います。私達の国に来た少年団員はわかっていると思いますけれども、この文書としては少年団員として海外に行く人、また国内でも良いのですけれども、あるいは海軍の船に乗る人でも良いのですけれども、そのような作業をする場合には、その保障と権利放棄の用紙に記入しなければなりません。その最も重要な部分は、第2段落にあります。

 

 

 

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