本日、ここに常陸宮殿下のご臨席を仰いで、1998年ISCA日本会議のフェアウェルパーティを開催することになりました。
本日のこの席には、海外代表団や駐日大使館の皆様をはじめ、私共海洋少年団が常日頃からお世話になっている文部省、運輸省、海上保安庁、日本財団、特別賛助会員等から多くの方々のご出席をいただき、厚く御礼申し上げます。
9月29日から3日間にわたって開かれた今回のISCA会議は、盛り沢山の課題を熟す大変ハードなものでありましたが、各国代表団の皆様のご協力により、成功裸に終了し、加盟国間の友好の絆を一層深めることができたものと信じます。
私は、一年間にわたってISCA会長職を務めてまいったわけでありますが、一昨日の閉会式におきまして、次期開催国のアメリカ代表キャプテン、スミスさんに無事その職を引継ぎ、本日は肩の荷を降ろしてこのパーティに臨むことができましたことを衷心より感謝する次第であります。
ただ一つ心残りなことは、折角海外からおいでいただいた皆様に、この素晴らしい日本の秋を堪能する機会を提供できなかったことであります。どうぞ皆様方、次の機会は観光で日本においで下さい。大いに歓迎いたします。
それでは、残りの少ない日本の夜を楽しみながら、次回アメリカでの再会を確認し、私の挨拶といたします。
<10月2日(金)フェアウェルパーティにおける挨拶>