運輸政務次官
林幹雄
本日、ここに、常陸宮殿下のご臨席を賜り、国際海洋少年団協会日本会議の送別の宴が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
9月29日の開会式以降、各国の海洋少年団の幹部の皆様が「21世紀を見据えた子供達にとって魅力ある組織作り」について、活発かつ友好的な雰囲気の中で情報交換、討論を行われたと伺っております。中でも、ロシアの加盟が認められたことは、これからの国際海洋少年団協会の活動にとって大変有意義なものと大いに喜んでおります。
また、今回は、そのほか、日本の外航客船の歴史上有名な氷川丸船上での集い、船舶の安全や海洋環境の保全のために活躍している横浜海上防災基地の見学など、海洋国家日本の歴史や現状、技術の一端にも触れていただけたものと思います。
本会議の開催に関連して様々なご支援いただきました、横浜市を始めとする関係者の皆様に対して、深く御礼を申し上げる次第であります。
国際海洋少年団協会が、今回の会議の成果を活かして、今後とも、世界をつなぐ海に大きく船出する、心身ともに健全な青少年の育成に更に一層貢献されますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、各国の海洋少年団の今後一層のご発展とご列席の皆様のご健勝を心から祈念いたしまして、私の祝辞といたします。
<10月2日(金)フェアウェルパーティにおける祝辞(代読)>