〜布土のまつりについて〜
<杉浦春夫>
昭和34年に伊勢湾台風がきまして、山車も大きな打撃を受けました。しかし幸いにして地区の役員の方々、また区民の方々の努力がありまして、上村組では34年頃、大池組では51年頃、幸いにも元どおりに復元されました。
祭りでは町中を回りまして、農協の布土支店の駐車場に置きまして、山車揃いを4月の第一土曜日に行っております。よそから来たお客さんも来てにぎやかであります。村中の人はほとんどの人は普段会わない村中の人と「おお来たか」「今日はいい天気だ」とってコミュニケーションもかねて2時間から2時間半くらい昼食兼宴会を行っております。
伊勢湾台風で先ほども言いましたように大池のように倒れましたけれど、皆さんの寄付で復元され、現在保存会の人が保存とお祭りの料理をやっております。皆さんもお暇がありましたら4月の第一土曜日、日曜日に観に来ていただきたいと思います。
5.質問及び意見交換
●河和地区 坂井さん
日本福祉大学で講義を受けています。その中で町を探検し、いろいろ見て、パネルでこんな鳥がいるよ、というのを住民に知らせるものを作ろうという風になりました。それから子供が遊んでいない公園があるのですが、これを活用していよう、と提案していきたいと思っています。それから地元のことを瓦版でいろんな問題点を伝えていこう、とも。瓦版をいくつか作りまして、それを大学と地元の人に配りました。
今回のこのような動きは町全体に呼びかけるのに大きな動きになるのではないか、と言う期待があって参加しました。これによって布土地区が動き出したと感じます。都市計画は行政がやるんだから、と言う意識ではいけないと思います。
里地ネットワークと言うのものが全国的に作られたのは大変喜ばしいことです。やはり地域の自然とか産業とかは、生活の中に築いていく町づくりが大切だと思います。
それから観光面においても通過地点でしかない美浜町ではなく、地元に息づくような観光産業を考えていかなければいけない。これを更に引き続いていくためには、地元の人の組織作りが必要だと思います。地元の人みんなが参加できる様なシステム作りをどうやるかも大きな問題です。
歴史とか自然とか河和のマップ作りもしていきたいと思います。