〜ドライフラワー〜
<久田千恵子>
野山に出かけると何かしら楽しみがあるものです。
食べるほかにも野の花を生ける、これは季節を通じてできる心の楽しみ。
クラフトコーナーを担当することにって、リースにするものの材料集めを皆で行った。採集方法や干し方をお話しします。
・すすき:穂がすうっと出ている時に採る。そして逆さにして乾操させる。
・セイタカアワダチソウ:つぼみの頃は花粉も飛ばず、乾操するとってもきれいな色になりました。
・ドングリ:これは帽子も実も使えて良かったです。
・まつぼっくり:枝についた青いものはっておいたものは傘が開いて落ちたものよりもきれいです。ゴールドにしたり、銀にしたりしました。市販されているものはリースに接着剤でつけてありますが、ワイヤーで貼り付けたら、取り替えて再利用することができますのでそれをすすめました。
私たちは、雑草と呼ばれているその辺に捨てられているものにあえて挑戦してみました。皆さんに作品を作ってもらってそれを展示してありますので、見ていただけたらどんなに楽しく作ったかが皆さんの心に伝わるといいと思います。
〜EMボカシについて〜
<岩川郁子>
私たちキッチンクラブでは自分たちの手でボカシを作るということを目的としている。約143人のメンパーで14人の班長を中心にして7人くらいの班に分かれて2ヶ月に一回の作業を行っている。
2ヶ月ですべての班が一回りをしています。2ヶ月に一度参加してもらい、バケツー杯分作ります。そして自分の分を持って各家庭で発酵させ、2,3日天火干しにし、そして乾燥したものを次の作業で作るまで使ってもらいます。
これは生ゴミの軽減につながります。土に戻すので、リサイクルにもなります。それから何よりも嬉しいのは、トマトに甘みが出てくるようになったり、花がきれいに咲くようになったことです。
町が「ゴミは減りましたか」と言うアンケートを昨年夏に行いました。結果は「全く減らなかった」と言うのはなかった。
また、町から補助金をもらっていますので、会員さんに還元するために、年に2回イベントをやっています。今年6月にはハーブ等の苗を配った。これによって若い人は興味を示して、どんどん作っていますが年寄りの方は作り方や効果がわからない。そこでハーブについてのお話し会をしました。
来年1月頃は趣を少し変えて能の生け花を楽しむと言う企画を考えています。
そんなことも踏まえまして、入りたい方がいましたら、私たちと一緒にボカシ作りをしていただけたら、と思います。そして皆さんと生ゴミの軽減を行い、環境に優しい町づくりを行い、心に花を咲かせていただきたいと思います。