地域整備計画の概略をお話しします。平成9年の小学校の開校100年で記念碑を作ろうとの会議を重ねました。戸数113戸人口270人程度なのでお金がない、ということでlAlP運動を行いました。これは一つの地域で一つの活性化事業で、補助率4分の3。地元負担の少ない助成制度です。話しているうちに補助事業の申請だけではだめで、地域整備計画を作らなければいけないと言うことで、担当の方に何回も話しを聴き、計画書と表を作成しました。そういうことをしてお金を捻出しました。
今後の問題として、過疎化と言う問題があります。我々の地域では問題になっています。この対策として人口増加対策、産業誘致、公営住宅誘致などですが、実際なかなか進んでいません。
そんな中で施設も充実している中で観光客の増加がありますが、駅前にも塘路湖の案内の看板がない、ガイドマップがない、と言うことで現在準備を進めています。見やすく、わかりやすく、絵を入れて使えるものを考えています。また、古くからの建物など昔からの歴史を残すように整理して、案内板を作成していきたいと考えています。
昨年からの地域の行事の一つとして「わかさぎ釣り」地域の活性化の一つの材料です。
施設ができたから、整備計画を作ったから、住民の意識がどう変ったかと言う話しになりますと、住民の意識はそう簡単には変りませんが、住民定着を図るために長い目で見ることが大切と考えています。
参照:北海道資料7]
・栄地区 「夢現なる栄」 今村忍氏
町の位置は391号に沿って広がる地域。戦後の緊急開拓が入植し酪農家が15、その他に14で栄振興会を構成されています。
我々の行動の原動力はコミュニティーハウスの整備から始まった。全部自分たちで設計、整備し、運営しています。そんな訳で町からの負担金がなくなると言うことで皆で今後の運営をどうするか、ということでイベントを行いその中で運営費を作っていこうとなりました。栄グルメランドと言うイベントがここで始まったのです。
・スライド上映による説明
平成7年度、戦後50周年と言うことで、先人の敬意を示すために、「限りなき未来への主張」と言うにモニュメントを作成しました。
整備計画に真剣に取り組んでいこうと言うことで、栄グルメランドが大きな支えになってきます。
グルメランドの最初の目的はコミュニティーハウスの管理費にしようと思ったのですが、その趣旨であると、来て下さる人たちへ気持ちがぜんぜん伝わらない。そこで、交流イベントを作っていかなければ駄目と言うことで、子供から老人まで一緒になって、もう一度心を込めたイベントを行い、これで1000人集まったこともある。
平成7年にO157と各農家の規模拡大による忙しさのために終わったが、地域の人が誇りに思ってできたことであった。
文化村という酪農を幅広く知ってもらおう、肉を食ってもらおうと言うことで同志が集まってやっている会です。搾乳、芋掘り体験、バター作り、生プリン作り、等をしています。
これから自分たちの消費拡大はイベントで北海道に来てもらい、自分たちのものを食べてもらい、理解をしてもらい、それがこれからの消費拡大につなっていくのではないかとやっていくうちに感じました。
人に優しい、自然に優しいアイスクリームづくりを行ったのがカウベルです。先ほど皆さんに食べてもらいました。これは原材料はみんな単品でも食べられるものなので人に優しいアイスクリームです。低温殺菌のため高い栄養素があります。風味にはゲットウと言って沖縄のものを使ったものもあります。