コンセプト:「石っこ賢さん」と石の商品開発と石のワークシヨップ
ジャスパー石は橋の上から見ていると石が川から流れてくる。紫雲石、蛇紋石、粘板岩。ロウセキ、賢治が好きだった赤ジャモンもここにある。石っこ賢さんの哲学と東山の石のワークショップ開催することで石の宇宙観を語ることもできる。
石の加工技術は東山にある。オニクス:ショウサンで磨いてつやを出す。穴開け法:ダイヤモンド製のドリルで開ける。ジャスパー:河原で拾えるもの赤いのが特徴。石に絵を描くのは、エナメル(マニュキア)でできる。鉱物探しのフィールドワークの案内役がいる。
岩絵の具、石の標本セット、インテリアの硯。硯の利用は、ペーパーウエイト、インテリアになるような小さくて重い硯を考える。ろうそく台・アクセサリー・表札等展開はさまざまなだ。石と語り合うワークショップがあれば、賢治が石に魅せられた訳がわかるであろう。石の神秘を知ることが、ここではもっとも大切なコンセプトであろう。
石の楽器を造って演奏会を行う。石っ子賢さん探検隊。地元の石発掘隊。岩絵の具。素材を生かし手づくりで体験する。賢治の心を伝えるイラストと東山の石の組み合わせ。石の仕事人だった賢治。国際的な石の展示会が開催される。
アイデアラッシュ:単品開発の可能性を模索する。
賢治のコンセプト、そして、ものがたりをつけるという前提で、住民による商品開発にストーリーをつけていく。このストーリーを考えることを地域向けのワークショップとする。
例えば、ポストカードの開発、東山町の特殊郵便局の設立、「グスコープドリ」スタンプの開発、東山産炭酸カルシウム、竹の万年筆、鉱物インク、東山和紙、伝記や誌のポストカード製作、石の商品開発等。
理念をマップに描く:グスコープドリの町のマップを作成する。
東山町内には、JRの駅は、松川、猊鼻渓、柴宿と3駅ある。そして、集落はさまざまな地域性を有し、ことなった風土を築き上げている。賢治の語り部とともに、集落をもう一度、住民自身が探索し「グスコーブドリの町」のマップを作成すると、共に育む賢治の文化あふれる町づくりが始まるであろう。