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・ 山の神様:心の信仰から、子育ての神様へ。そして千葉から来た人たちは外来宗教(キリスト教?)を持っていて、これが融合。現在はお産の神様になっている。磨利支天(マリシテン)様という神様。勝負の神様で、戦中は、復帰の願かけ。現在は選挙前に当選を祈る。

・ 宮司=別当様

・ かけ声一つでみんなが集まるような地域だった。部落のリーダーが本気になってやらなければその復活は難しい。

・ 町内各地区の運動会の発祥の地。慰労会ではどぶろくを飲む。

・ 神楽(昔は男、今は女)、獅子踊り、百姓踊り(今はやめてしまった)、バンド

・ 女性パワーが見直されるきっかけ:町で網引きをやったら、町内で優勝。町の代表にもなって県大会に出場。綱を買って毎晩稽古を行った。→やればできる土壌。リーダーがいないか、火付け役がいないか。

・ 地域が隔離されているから強い結束力がある。

・ 自動販売機、店は一軒もない、と言う地域での魅力は何か?

・ 8月15日にみんなが集まる習慣:ソフトボール大会、ビアホール、父母の田舎の喜びをこどもたちに伝えたい。部落の娘の旦那さんも来なくてはいけない。

・ 私有地を部落のみんなで借りて管理しているゲラウンド。町からの補助金に頼らず自分たちで造る。

・ 使っていない家はあるけれど、量をしょっちゅう取り替えている。

・ 椎茸の収穫時期は、猫の手も刈りたいほどの忙しさ。

 

大木区長

地域の欠点:思いきった発言ができない。みながつながった井戸の水を飲んでいるから。「どこかをつつけば知っている誰かが困る」構造。子供がいても運動会の前でも、とにかくみんな酒を飲む。

かあちゃんたちの良いところ・元気なわけ:男性陣より相対的な視点、ネットワークの広げ方、つなげ方がうまい。

バント:便利に使えば使えるのに補助金を使わずにもらっていない。職業も多様。自分たちで工夫をしてやる。

 

大木地区山の神様にて:

境内に杉の木にキツツキが巣を作っているところがある。植林は島たちの生息場所を奪ったし、水も三分の一に減ってしまった。「緑の砂漠にしてしまった」

バスは週一回、一日一本、病院行き:病院に行く人はただに、それ以外の人は有料。

桜ランド:区長さんが補助金をもらわずに、桜、ゆりなどを植えた場所。

椎茸のオーナー制度の案:そこにある山の副産物(ゆり、苔)の利用。

産直所は、私の出張所のようなものだから、家に電話して連絡が取れないときには、そこに聴けば分かるはず。

 

鈴木豊邸にて:石の商品開発検討会

・ オニクス:店頭で100円セールしていたもの。ショウサンで磨いてつやを出す。

・ 穴開け法:ダイヤモンド製のドリルで開ける。

・ ジャスパー:河原で拾えるもの赤いのが特徴。ワークショップができる。

・ 石に絵を描くのは、エナメル(マニュキア)でできる。

 

 

 

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