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北海道調査資料2]

 

25. 有機農業等少農業で生活確立を探るのもよい・・・規模拡大しなくてもよい酪農経営が出来ないかを探る(低投入型の農業を探る)

26. 「自然や景観」はある程度人手をかけなければ、その美しさと機能は保てない→今ある地域資源としての自然、景観を保護育成する→さらに、その中核となる野生生物の保護を優先しよう→土壌・水域を守ることにより、環境を維持し、地域の再整備(住・畜産環境)をしつつ野生生物の生息地づくりをする→結果として地域がコントロールする農村公園にふさわしい自然・景観・野生生物の保護・育成・形成ができる→さらなる私達の住み良い快適な諸要素が向上するし訪れる人々にとってやすらぎのある休養空間としてなる

27. 変化・・1)生活時間の変化(余暇時間の増加)、2)産業構造の変化(国際的分業化へ進んできている)、3)自然・田園回帰志向の高まり(生活大国化、都市と農村の交流が叫ばれている)

(地域人の理念>

1. 生活そのものは全て自前であり、どんなことでも創意と工夫で行わなければならないが人々の交流で変化と刺激が生まれる

2. 人はそれぞれ多様でよく、無限の可能性がある

3. 人は生産・経済を求め過ぎると、その世界で人生の大半が終える、人生を楽しむ工夫と生命の躍動を楽しまなければならない「ゆとり・潤いが必要となる」

(人は健康で長生きして、人生を楽しむべきだ)

4. 家族の絆を大切にし、生命あるものに対して優しい心を持つ

5. 子供の事、可能性を育てる

6. 歳をとっても虹別で楽しく暮らしたい

7. 「良く働き、良く遊ぶ」農以外の経済も取り入れる知恵を養い、楽しく豊かな変化のある人生を探る

8. 今までの生活スタイルを守るのもよい

9. 7つの楽しみ1]自然に触れる2]体を動かす3]つくる4]収穫する5]味わう6]学ぶ7]憩う

 

「虹別のプログラム・アクション」………虹別地区全てを農村公園として位置付ける

「アプローチ」

1)地域の自然を公的利用から守り(自然に囲まれた生活は新鮮だ)、野生生物と共存する等、全ての生物が存する地域をつくる(快さを意図的につくる)

棲息地をつくり、サービスステーションを考える(地域住民にとっても野生生物にとっても快い環境をつくり守っていく)

2)みんなが平等に「自然」を感じる場としての地域空間を大切にする

3)生産者と消費者が接する(交流する)虹別ファームにする、そして「農と自然」を学ぶ場とする

4)そして美しい心の人々・心豊かな人々を迎え入れ交流が始まる(豊かさを共有する)

1. 虹別マップの作成

地域に住む我々が地域の特性を知り、確認して虹別人が誇りを持つことのアプローチとする

話題→問題意識→夢→志→努力→変化→誇り→→→→話題

(地域をありのまま知ると共に、来訪者にも語りかけるものにしたい)

2. 環境ヘルパー制度の創立 (花つくり・花壇管理・片付け・芝刈り・庭木の剪定等)

 

 

 

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