北海道調査資料1]
虹別公園化計画 田園虹別をつくる〜ユートピアは田園にある
*基本 (生産の場としての役割に加えて、自然環境を守り休養の場としての地増をつくる)
(地域の理念>
1. 主人公である虹別住民が地域の指針である「理念」をつくる・・・・「借りものの理念」「偽りの理念」を廃する
虹別は日本を代表する酪農拠点です本町のモデルとしてあり続ける、昭和4年から先人達と私達の大変な苦労の中から生まれたものです
2. 地域は都市など他の為のものであってはならない、地域がそれらの人々の田園(自然)志向をコントロールするためのシステム・受け皿を用意する
これからの農業を考えるとき、生産者と消費者との交流を進める必要がある
3. 将来は今の継続であり現状(全ての人々、地域、産業等)を認め、時代の流れにも影響されながらも向上することを受け止めよう
4. 地域を公的機関や企業に売り渡すものであってはならない、先人の血と汗の結晶を都市に吸いとられてはならない
5. 地域開発は一時的なものであってはならない、虹別の人々の技や知恵や産業が成長していくよう務める
6. 虹別の特性を最大限に活かす(先進の酪農・楽晴らしい山並み・牧場風景・水・空気・自然林防風林などの緑の囲み・野生生物・人々の団結力)
7. 経済的・精神的な安定ある地域を目指す
8. 虹別の存在感・文化出を育て・示す・・・担い手対策を図る(農村へ花嫁・花婿を迎える)・・・花嫁・花婿の立場、位置を支援する
9. 虹別に技術者・芸術家を多く擁しよう、虹別の為のアドバイザー・パートナーを得よう
10. 虹別をレクレーション空間として位置付ける(地域の農業や自然に親しむことが出来るメニューをつくる)
11. 福祉社会に対応できる地域をつくる
12. 憩いの場となる共同店舗を考える
13. 虹別地出の全ての人に出番と責任を分担するようにする、虹別の全ての人が自然と共有する
14. 気をつけることは、地域の組織や団体が地域の発展性・活性化を阻害しないよう気を配すること
15. 反省として「地理活性化→雇用拡大→商品化拡大→自然の減少→近代化」で農村が破壊されてきたと言われている
16. 目を向けるものは農業とか産業だけであってはならない、自然である大地、河川、水、空気、野生生物等と共存しているとの認識はいつも考えていく
17. 虹別の雄大な景観は大きな財産、豊かな風景や恵は「自然からの贈り物J
18. 虹別の野生生物の位置付けを行う等自然に優しい農業を探る
19. 虹別(田園)景観を守るのは農業者であり、農業者が自然環境を守る近者だ、農業を素通りする環境問題を是正すべきだ
20. 自然生態系保全に果たす農業の役割は多大であり、更なる喚起が必要となっている
21. 周囲の自然景観に合う施設計画をする、絵になるようデザインする(鳥観的にも虫観的にも美しい地域をつくる)
22. 酪農事業地としての経験から先端技術の導入、生産のシステム化等知恵を集め新しい生活・技術も探る
23. 効率酪農経営に対する政策を導入する・・・本来に農業が重要であれば収入にも反映される・・努力をする
24. 生産性一辺倒からの脱却を図る・・・農業を基盤として多角経営で収入増を図るのも一手法だ。生産が減少しても地域が維持できる方向へ持って行く