○ 最後にこの高校生を中心にした文化音楽祭の成功の意味は大きいと思います。多くの教訓を得ることができました。しかしこの企画は全国児童館連合会から『'98年度地域ボランティアコーディネーターの育成事業』の指定を受けた中でこそ出来た事で、ここまで思いきった企画は出来なかったでしょう。感謝します。
参考資料
99.1.10高校生文化音楽祭 出場 バンド演奏曲目 他
1.バンド名 “長谷川裕次Withサーブアント”
演奏曲目 ミスターチルドレン 終わりなき旅
ブランキージェットシティ 赤いタリバン
メンバー 長谷川裕次(高1年) ひだののぶお(高2年)女性(高校生)
2.バンド名 “ ”
演奏曲目 New Life 人間ミサイル To Be With You Rocket Dive 中央線 トルコ行進曲 シスタームーン ドラムソロマジンガーZ 俺はグレートマジンガー ムーンライト伝説 Let it be
メンバー 内田圭彦(大学生) 岡田耕輔(来年度から大学生)内田伸悟(大学生)肥田野伸雄(高2年)
3.バンド名 “WHAT”
演奏曲目 Tomorrow never knows
メンバー 望月 誠(高3年) 藤社ゆみ(高1年) 長尾朋美(高1年) 藤田雅史(高2年)
4.演奏者 フリュート奏者 掛村岳志 と ピアノ 塚本早苗
曲目 ヘンデルのラルゴ シリンクス もののけ姫 マスカレード
感想 燃え尽きることのなさを感じさせる、若者のエネルギーに負けそうです。しかし、私の青春時代も思えば、自分の思いの全てを音にたくそうとしたものです。今日は、久しぶりにあの頃のことを思い出させて、なんだか懐かしい。
5.演奏者 ソプラノ 藤本ひろみ と ピアノ山田葉子
合唱 子どもたち8名
曲目 合唱『ひとりぼちの羊飼い』『もののけ姫』
独唱 『踊り明かそう』『花から花へ』
感想 高校生のつどいに、呼んでいただいてありがとうございます。
総括と課題
1.児童館の居場所にも変化が見える。
桂児童館の中高生の居場所としての存在は、本年度から本格的に始めた閉館時間の延長によって、はっきりと中高生の中に深まっているように感じられます。午後4時頃からいつもの常連が図書室のソファに集まってきます。高校が遠くて遅くなっても5時頃、学童クラブのちびっ子たちが帰ると、待ちかねていたように、ボールを蹴ったり、みんなでプロレスごっこをして、中学生をとっちめたり、時には喧嘩ごしで言い合ったり、ひと騒ぎして帰ります。
居場所と言えば、本当に児童館を棲みかにしているような中学生がいます。学校が終われば家には帰らず直行で児童館に来ています。本年度は職員より誰よりも、彼の児童館の出席は一番です。
○99年3月に“焼肉定食”の総会がもたれました。この時点でサークルは高校生12名、と社会人3名、学生(専門学校生含む)5名。その他に会員ではないが、ボランティア活動に協力するという人が2名。顧問として、職員2名。97年度から活動が継続したことで、館としても本年度の重点活動としました。ボランティアサークル“焼肉定食”の活動が軌道に乗ってきたのは、夏のキャンプからです。今年は夏のキャンプのリーダーで活躍してくれた中高生だけのキャンプを開きました。頑張ってくれた事への感謝の気持ちもあったのですが、それより中高生に合わせた内容で、仲間同志の親睦を計る目的がありました。9月、10月、11月と連続してサークルはボランティア活動を展開しました。
みんなで児童館を支援したり、地域的な活動に参加することは、周囲の人から感謝されたり評価されます。みんなで協力することを大切にしてきましたから、個人個人にも自分も役立っていると感じているのか、表情が何となく明るくなっています。そして私たち職員に対し、礼儀正しくなっている事を感じられます。