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(2) バードウォッチングご案内対応実例

 

ネイチャースクールには、子供を対象にしたバードウォッチングや、巣箱に関連した講師依頼が多く、今後さらに増えていくと思われますし、支部も同じ状況を耳にします。今回は、野鳥に関する知識は少なくても、既存の教材(「あなたもバードウォッチング案内人」や「野鳥かみしばい」いずれも本会発行)を使ってできる、子供を対象としたお話を紹介します。

 

対応記録メモ

 

■講師・・・・・・・法月 稚津余(バードウォッチング経験2年)

■依頼者・・・・・・墨田区立堤小学校

■講師依頼内容・・・墨田区堤小学校では小鳥たちの営巣の時期に合わせて巣箱をかける会をやっている。巣箱を掛けに行く前に、本会に、野鳥の観察の仕方、野鳥の保護について、野鳥との共存についてをテーマにお話をすることとなった。

■対象・・・・・・・小学校1年〜6年まで

■人数・・・・・・・230名

■対応時間・・・・・20分

■場所・・・・・・・体育

■使用教材・・・・・野鳥かみしばい(1996年本会発行の野鳥の絵の描かれたカード。タテ30センチ×ヨコ40センチ。カラー)

■参考文献・・・・・「あなたもバードウォッチング案内人」(1992年本会発行スズメクイズその3 106ページ 一般教養クイズ 111ページ)

■準備と工夫・・・・スズメクイズは1・2もあるが、対象の人数が多いこと、年齢にばらつきがあることを考えて、スズメクイズ3のみとした。また、クイズの答え方は時間の都合上、一人一人指して答えてもらうのではなく、3択とし、手をあげてもらうこととした。また、野鳥かみしばい(カード)を見せるときに野鳥の名前はいわず、問いかけるようにした。

■対応内容(手順)

1.ごあいさつ(導入)・・・1]自己紹介と団体紹介2]導入のクイズ

2.野鳥紙芝居 1]スズメ 2]カラス 3]シジュウカラ 4]ムクドリ

3.野鳥の子育て

4.おわりに(まとめ)

 

 

 

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