1.フィードバックシートから
早くも以下の4件のフィードバックシートが届いています。以下に概要を紹介させていただき、安西がコメントを加えさせていただきました。
(1)村岡幸生さん(関東地区)
●概要:治療で世話になっている歯医者さんのスタッフを誘って、バードウォッチングを実施した。
●コメント
・実施場所について、事前に参加者に候補地を示してから選んでもらったという点は、「参加者の主体性の尊重」という意味でよい工夫だと思った。
・行きの電車の中で、参加者全員に話しかけ親しくなっておいた点は、コミュニケーションの工夫であり、「バードウォッチング案内人の手引き(以下「手引き」と略す)」56ページの「2]信頼を得る」という意味でも効果的だったと思う。
・フィルドマナーや双眼鏡の説明、さらに双眼鏡の訓練を最初に行った点も研修会の内容に沿っていた。
・公園にあった実物大カービングを活用された点は、既存のものを工夫して使うという点でよかった。
(2)加藤芳雄さん(中部地区)
●概要:地元のラジオ番組に出演して、バードウォッチングについて話した。
●コメント
・パーソナリティから事前に提示された項目に沿って作られた台本を送っていただきましたが、「バードウォッチングの楽しさ」「道具」「心がけ」「渡り鳥」などの項目の中に、今回の研修内容でも力点があった、「鳥の暮らしとその多様性」「バードウォッチングを楽しみつつ、地域や地球の環境へ視点を広げる」「各人の思いや感性を大事にする」などの点が含まれており、素晴らしい内容でした。
(3)引地秀司さん(九州地区)
●概要:地元支部で、県鳥オシドリの一斉カウントをテーマにしたバードウォッチングを担当した。
●コメント
・オシドリの特徴を説明した後、参加者に自分の目で探してもらうようにしたことは、「手引き」64ページにあるような「4]参加性を工夫する」という意味でよかったと思います。
・「オシドリの食性の質問には、神奈川県支部の発行物「神奈川の鳥 1991-96」が参考になった」と報告がありましたが、支部の発行物も目にされ、参考にされているのは素晴らしいことだと思います。