1 都道府県名
高知県
2 モデル地区名
山田地区地域安全活動推進モデル地区
3 重点となる活動項目
(1)広報活動の推進
(2)青少年の健全育成活動
(3)高齢者保護活動の推進
(4)地域安全ニュースの発行
(5)犯罪等発生抑止活動
4 活動事例
○ 危険箇所等の把握活動
地域安全活動促進モデル地区に指定されたことに伴い、地域安全活動促進モデル地区活動推進員等が中心となって、平成10年6月26日には、物部村で、平成10年6月30日には、香北町において、犯罪発生の危険、犯罪被害の危険、災害の危険、危険防止設備の破損、事故発生の危険箇所等を把握して、関係行政機関、団体等に把握箇所の改善、解消を図るための諸活動を実施した。
○ 薬物乱用防止教室の開催
青少年に浸透しつつある薬物の乱用防止を図るため、「ダメ、ゼッタイ」をスローガンとして、中・高校生を対象に薬物の恐ろしさをビデオやマウスを使っての実験等で学習し、薬物の乱用が掛け替えのない生命にどう影響するのか、また人に誘われても断る勇気を持つ必要性を、薬物乱用体験者の手記朗読等で啓発した。
鏡野中学校(平成10年4月18日)
山田高等学校(平成10年5月13日)
香北中学校(平成10年7月3日)
大栃中学校(平成10年11月5日)
○ 「こども110番」モデル地区の設置
小学生等に対する声かけやつきまとい等の被害が頻繁に発生したことから、土佐山田町・香北町・物部町・大豊町の教育委員会等と推進員を始めとする地域住民が一体となって小学生をつきまとい等から守るため活動を実施した。そして被害に遇った児童が逃げ込むことのできる「こども110番の家」を設置したところ、つきまとい等の被害が皆無となった。
○ 地域安全ニュース「やまだ」の発行
地域住民の身近で発生し、不安を覚えさせるような犯罪等の発生状況、災害事故等の危険箇所、犯罪被害防止のポイント等の住民のニーズに応じた地域安全情報を収集し、毎月延べ14,850部を発行し、管内4町村各世帯(一部回覧)に配布した。
○ Fネットワークシステムの設置
Fネットワークシステムを活用して、金融機関・学校・地域安全推進員等5グループ68回線に情報提供するため、Fネットワークシステムを平成10年6月25日に構築し、Fネットを利用して7回延べ476事業所等に警戒情報等を提供した。