(5)歳末警戒に伴う各行事への参加
ア 11月30日に実施した「歳末警戒隊視閲式」に地域安全推進委員全員が参加して、警戒隊を視閲し、自主安全意識の高揚と活動姿勢をアピールした。
イ 歳末警戒期間中、地域20支部(146箇所)において自主防犯パトロールを実施し、歳末に予想されるひったくり、侵入盗等の防止を図った。
(6)地域安全活動意識の高揚施策
和歌山において毒入カレー事件やその類似事件が発生したことから、74店舗の深夜スーパーに対して地域安全推進員主動で地域安全速報のチラシを配布して注意を喚起した。
(7)ひったくり抑止活動の推進
ア 地域安全推進員等で
ひったくり防止板、防止安全カバー
を考案作成し、東淀川区民に普及させた。
イ 東淀川区民祭りにおいて、ひったくり防犯コーナーを開設し、地域安全推進員等で防犯グッズを斡旋、配布した。
ウ ひったくり多発地域である淡路商店街において、地域安全推進員主動で商店会の協力を得て「ひったくり撲滅街頭キャンペーン」を実施しアピールした。
〜活動内容については、
「関西テレビ(フジテレビ系)」で全国放送
(8)防犯研修会の実施
平成11年1月29日に地域安全推進委員が参加し
○ 警察学校初任科卒業式
○ 生野防災センター
を見学し、
○ 厳正なる規律の下に育った若々しい警察官の姿勢、態度を見て感激しました
○ 災害に対する平素の心構え、準備が理解出来ました
と全員が意義ある研修会に満足し、今後の地域安全活動の参考にした。
5 モデル地区活動の効果
(1)地域安全活動意識の浸透
東淀川警察署管内は、地域の特性から古くから居住している人が多く、地域の連帯性は高い土地柄であるが高齢者が多く、地域安全活動に理解は示しているものの自主的活動はやや低調であり警察主導であった。
今回、地域安全活動推進パイロット地区に指定され、連絡会・懇親会や地域安全大会・街頭キャンペーン等を開催し、自主的活動の重要性や活動方法等について話し合いをすすめることで、地域安全推進役員、委員相互の連携や自主性が高まり、各地域での防犯教室等の開催や地域においての防犯パトロールを実施するなど自主安全活動が浸透してきた。