日本財団 図書館


各地区で防犯灯等点灯確認を実施した。

ウ 防犯ブザー等グッズの展示

・竜王町では、第2回竜王町安全フェア家族大会で防犯意識を高めるために防犯、防災グッズ等の展示を実施した。

(3)犯罪発生抑制、予防活動

ア 各種教室の開催

・児童、生徒に対し、薬物等乱用防止、誘拐防止、非行防止教室を開催した。

イ こどもを守る活動の推進

管内の各学年ごとに、PTAや少年補導員が中心となり、危険に遭遇した場合は、いつでも飛び込んで助けを求められる「こども110番」活動を展開するため、各学区ごとの地域の特色を生かし、ロードコンを商店や民家に設置した。

ウ パトロール活動

毎月20日を「地域安全の日」と定め、犯罪・事故のない安全な地域社会の実現に努め、地域安全連絡所責任者等が中心となって防犯パトロールを実施した。

安土町では、乗り物盗難防止の対策強化として、JR安土駅前にて、自転車の総合防犯診断を実施した。

エ 防犯診断の実施

犯罪や迷惑行為、交通事故等の発生も増加しているため、各地区の防犯自治会では、定期的に住民による自主防犯診断を実施している。

オ 危険箇所および防犯灯の点検

犯罪、事故のない安心で安全な地域社会の実現のため、各地区地域安全連絡所責任者等が中心となり、地区の周辺の危険箇所の点検および防犯灯等の点検活動を実施している。

(4)活動事例

ア 竜王町美松台地区における活動

竜王町美松台地区は、400戸余りの団地であり、最近事件事故等多発しており「何とか安全で住みよい町をつくっていきたい」といった要望も強い地域である。そこで地域安全連絡所責任者等が先頭に立って地域安全活動を強力に推進し、防犯診断やパトロールを実施した。

イ 迷惑駐車防止啓発活動

迷惑駐車防止活動に伴い、迷惑をかけている車両の住民に注意を促す迷惑駐車防止活動を実施した。

 

5 モデル地区活動の効果

モデル地区として指定を受けたことにより、住民の安全意識への高揚ができたことは地域安全活動を推進していく上で大変意義のあるものとなった。

また、地元地域住民が積極的に先導する形で推進できたことは、地域住民に「自分の安全は自分で守る」という意識づけができたことの現われであり、モデル地区の指定を解かれた後も、住民による自主地域安全活動が広がるものと思料される。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION