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(7)地域安全地区大会の開催

地区内で暴力団の抗争事件のあった美篶地区では、「暴力追放・地域安全地区大会」を開催し、「地域安全宣言」「暴力団排除の決意表明」「交通安全宣言」を行い、地域の安全は地域で守ることを確認した。

 

5 モデル地区活動の効果

伊那地区では、モデル地区活動を推進するに当たり、管内11地区に防犯指導員、女性部員等から成る推進委員を委嘱して、「地域安全パイロット地区推進会議」を開催し、各地区ごとに重点を決めて活動を行うこととした。

各地区に責任を持たせた活動を行ったことから、住民一人ひとりの意識の高揚と地域の連帯感が強まり、自主的にパトロールを行うなど、有害環境改善が住民の手で活発に行われた。

この活動によって、各種団体・組織の連携がさらに横断的広がりを見せ、地域安全活動がスムーズに運ぶなどの相乗効果により、幅広い活動を展開することが可能となった。

以上のように、モデル地区活動は様々な効果を生み、また、今後の地域安全活動のための大きな足掛かりをつかむ結果となった。今回の活動により構築した基盤をもとに、モデル地区の指定を解かれた後も、住民の自主地域安全活動は広がりを見せることと確信している。

 

 

 

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