1 都道府県名
静岡県
2 モデル地区名
大東町交番管内地域安全活動促進モデル地区
3 重点となる活動項目
○ 広報啓発活動の推進
○ 事件・事故・災害発生抑止活動の推進
○ 自主的な地域安全活動の推進
○ 高齢者対策の推進
○ 防犯懇談会・巡回訪問指導等の推進
4 活動事例
当地区は、住民と警察との連携を図りながら、事件・事故等を未然に防いでいくことを目的とし、「地域の安全は地域で守る」を合言葉に積極的な広報啓発活動及び巡回活動に努めた。
(1)広報啓発活動の推進
・大東町遠州灘に、日本語・英語・ポルトガル語による遊泳危険看板を設置
・耳や言葉の不自由なお年寄りとの筆談用「コミュニティー黒板」を交番に設置
・ゴミの不法投棄防止看板の設置
・役場にエスピーくんコーナーを開設
(2)事件・事故・犯罪抑止活動の推進
・住民からの情報、意見の収集のための意見箱を設置
・小学校通学路の防犯パトロール
(3)自主的な地域安全活動の推進
・放置自転車の排除
・放置車両の撤去
(4)高齢者対策の推進
・深夜はいかい老人に対するワンタッチ名札の装着
(5)防犯懇談会・巡回訪問指導等の推進
・コンビニエンスストアにおいて毒物混入事件防止のための防犯指導
《成果のあった活動事例》
当地区は遠州灘海岸に面しているが、同海岸は波が高く遊泳に適していないにもかかわらず、遊泳目的で訪れる人が後を立たない。また、当地区は外国人居住者がたいへん多いが、日本語のわかる外国人が少なく、コミュニケーションをとることが困難であるため、同海岸での遊泳が危険であることを知らずに泳ぎに来てしまう外国人が多い状況であった。
そのため、今年7月、大東町の遠州灘海岸において外国人の水難事故が連続して発生し、うちひとりは水死という悲劇を招いてしまった。
そこで、同地区推進員が立ち上がり役場の協力を得て、日本語・英語・ポルトガル語の3カ国語による「遊泳危険」の立て看板を同海岸に設置した。その結果、同海岸ではそれ以後、水難事故が起きておらず立て看板設置によって多大な成果があったものと思われる。
5 モデル地区活動の効果
大東町では、地域安全活動促進モデル地区に指定されたことにより、地域安全推進員の地域安全リーダーとしての自覚が芽生え、積極的な防犯活動及び広報活動によって、住民の中にも「地域の安全は地域で守る」という気運が高まった。