日本財団 図書館


1 都道府県名

山形県

 

2 モデル地区名

村山・東根地域安全活動推進モデル地区

 

3 重点となる活動項目

(1)防犯広報活動の推進

(2)防犯診断の実施

(3)少年の非行防止活動の推進

(4)少年の薬物乱用防止の推進

(5)有害環境浄化活動の推進

(6)防犯座談会等の開催

 

4 活動事例

(1)防犯広報活動の推進

公然わいせつ事案や声かけ事案対策として、管内でこれまで未設置の2地域において、「こども110番連絡所」を設置するとともに、「子供110番連絡所」の周知広報活動、誘拐防止訓練及びゲームを通じて110番の仕組みを周知させる広報活動等を推進した。

(2)防犯診断の実施

村山警察署管内14の連絡協議会においては、8月及び年末の2回、防犯診断を実施したほか、神町地区安全活動連絡協議会では、年末の5日間にわたり、地域の金融機関に対するパトロールを実施した。

また、放置自転車の多い駅前の2地域においては、「放置自転車クリーン作戦」と称して、自転車、バイクに対する防犯診断を実施した。

さらに、自転車被害防止のため、中学校の自転車に対する防犯登録活動を、2地域において防犯診断とともに実施した。

(3)少年の非行防止活動の推進

管内14の連絡協議会においては、少年非行防止を図るため、少年非行防止標語を募集し、優秀作品を記載した立て看板50枚を作成して、管内に掲示した。

また、東根祭り会場における少年に対する呼び掛け活動や、各連絡協議会による街頭補導活動を夏場を中心に実施した。

(4)少年の薬物乱用防止の推進

春期には、東根市内の大型店舗前において、「東根地区明るい街づくり連絡協議会」が各関係機関と協同により薬物乱用防止キャンペーンを実施したほか、「小田島安全を守る会」が地域文化祭を通じて薬物パネルを展示、広報した。

(5)有害環境浄化活動の推進

「大富安心して生活できる環境作り連絡協議会」では、地域内に設置されていたテレクラに利用できるカードの自動販売機の撤去活動を展開し、地権者への説得を初め、業者への要請を行い撤去に至り、有害環境の浄化を図った。

(6)防犯座談会等の開催

地域の子供たちの規範意識を高めることを目的として、「富本地区を明るく安全にする会」及び「大久保地区を明るくする会」では、地域内の高校生30名を集めた「葉山地区高校生サミット」と称するシンポジュームを開催した。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION