日本財団 図書館


平成10年中の管内における刑法犯の発生は、941件であり、前年比+68件と増加しているが、地域住民が身近に感じている侵入窃盗、乗物盗、ひったくり、すりについては大幅に減少した。

 

027-1.gif

 

凶悪犯については、殺人1件、放火1件、強盗1件、強姦0件、強制わいせつ2件の発生であり、全て解決している。

 

5 モデル地区活動の効果

(1)モデル地区の指定を受けたことにより、モデル地区推進指導員・推進員、防犯協会、防犯指導隊が中心となり、各種活動を推進して、特にコンビニ等への巡回指導、防犯広報等については自主活動を定着化させることができたほか、地元自治会、自治体職員まで巻き込んだ活動を推進して、関係機関、団体との連携を強めることができた。

(2)モデル地区推進指導員・推進員には、揃いの帽子、ブレザーが配布されたことにより、各人の自覚が向上して各種活動を積極的に展開したほか、団体で同じ服装による活動を実施したことにより、地域住民へのアピール効果があり、「みんなでつくろう、安心の街」というキャッチフレーズも浸透し、地域の安全は、地域住民の手でといった理念が広く定着した。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION