凶悪犯については、殺人1件、放火1件、強盗1件、強姦0件、強制わいせつ2件の発生であり、全て解決している。
5 モデル地区活動の効果
(1)モデル地区の指定を受けたことにより、モデル地区推進指導員・推進員、防犯協会、防犯指導隊が中心となり、各種活動を推進して、特にコンビニ等への巡回指導、防犯広報等については自主活動を定着化させることができたほか、地元自治会、自治体職員まで巻き込んだ活動を推進して、関係機関、団体との連携を強めることができた。
(2)モデル地区推進指導員・推進員には、揃いの帽子、ブレザーが配布されたことにより、各人の自覚が向上して各種活動を積極的に展開したほか、団体で同じ服装による活動を実施したことにより、地域住民へのアピール効果があり、「みんなでつくろう、安心の街」というキャッチフレーズも浸透し、地域の安全は、地域住民の手でといった理念が広く定着した。