1 都道府県名
北海道(函館方面)
2 モデル地区名
安心の街函館中央管内地域安全活動モデル地区
3 重点となる活動項目
(1)犯罪等発生抑止のための活動の推進
(2)犯罪等被害に遭いやすい者への連絡活動の推進
(3)犯罪等発生抑止及び犯罪に遭わない環境整備活動の推進
(4)独居老人・高齢者対策活動の推進
(5)困りごと相談ネットワーク活動の推進
4 活動事例
(1)少年少女セーブサポート運動〜子供の駆け込み幸〜
函館市湯川管内で変質者が出没したことから、事件事故の未然防止を目的とし、PTA・学校・防犯協会員と連携して、地域住民の自主的活動として取り組んだ。
今回は、児童生徒が被害者となる事件事故を未然に防止するため、函館市第4ブロックの小学校5校(湯川・深堀・駒場・日吉ケ丘・北日吉小学校)、中学校3校(湯川・北・深堀中学校)の通学路に面する民家・商店など600戸に協力を求め、子供が危険を感じた場合に駆け込める場所「子供の駆け込み寺」としての運用を開始するに至った。
(2)優良防犯機器の展示による自主防犯意識の高揚
函館市亀田地区では、一般住宅を狙った空き巣事件が連続的に発生しており、広く市民に防犯意識を定着させることが重要であることから、全国地域安全活動の一環として、警察と連携し、函館市役所亀田支所ロビーに「優良防犯機器の展示」コーナーを開設して来庁市民にPRした。
その結果、来庁者が同コーナーで足を止め、実際に防犯機器を手にし、実験などを行ったことにより、改めて自主防犯の重要性を市民に浸透させることができた。
(3)「みんなでつくろう安心の街」函館中央大会の開催
「地域住民が安心して暮らせる街づくり」を広く市民に浸透させるため、全国地域安全運動の一環として、防犯協会員、警察等関係機関・団体と連携して,
・函館市役所亀田支所前における総決起大会
・大規模店舗(イトーヨーカドー)前における街頭啓発活動
を実施し、市民に対する防犯意識の定着を図った。
なお、この活動については,新聞に掲載されるなどの反響を呼んだ。
(4)七飯町シニアフォーラム(駒ケ岳噴火に備えて)
平成10年10月25日、駒ケ岳が噴火し、噴火に際しては七飯町も避難等の問題が生じたことから、地元老人クラブ、警察と連携し、七飯町老人クラブ地域会長等を集めて「七飯町シニアフォーラム(駒ケ岳噴火に備えて)」を開催した。
席上推進員が
・噴火災害発生時の避難方法
・平素における近隣住民の所在確認の重要性