資料)「DISTANCE TABLES FOR WORLD SHIPPING」(社)日本海運集会所ほかより三和総合研究所作成
3]貨物の発生・集中面での特性
船社が航路開設に踏み切るためには、航路・船型に応じた採算性確保に必要な貨物量が見込まれることが必要であり、かつそのうちの相当数を満たすベースカーゴが存在することが望ましい。
長崎港の対象貨物としては、博多港などとの所要時間比較により、概ね長崎県内で生産・消費される貨物が想定されるが、その貨物量は表6-1-2に示すように、九州の他県と比較しても多いとは言えない(ただし、データの制約上、1993年11月の実績)。
表6-1-2 九州各県で生産・消費されるコンテナ貨物量(1993年11月1ヶ月値)