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(5)下関港

 

1]下関港の外貿コンテナ貨物の取扱状況

 

下関港には、韓国航路として、関釜フェリーが毎日就航しているほか、週5便の外貿定期コンテナ航路が就航しており、また、中国航路も週1便就航している。

1993年と94年の取扱実績では、いずれも輸入量が輸出量の約2.5倍となっており、輸入超過となっている。

品目別の特徴をみると、輸出では金属機械工業品が約5割、化学工業品が約3割を占め、輸入では農水産品が約4割、雑工業品が約3割を占めている。

相手国別では、韓国が大半を占めるが、94年では、韓国を経由して、欧州、北米のコンテナ貨物も一部取り扱われている。

 

表3-3-17 下関港における外貿コンテナ貨物の輸出入量

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資料)下関市港湾局資料より三和総合研究所作成

 

次に、「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」(1993年11月の1ヶ月値)をもとに、下関港の外貿コンテナ貨物の取扱品目の詳細をみると、輸出では化学薬品(37.4%)、電気機械(22.8%)、輸入では日用品(衣類・身廻品・はきもの、34.6%)、水産品(26.2%)、野菜・果物(13.5%)が中心となっている。

 

 

 

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