資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局より三和総合研究所作成
また、下関港を利用する外貿コンテナ貨物の生産・消費地をみると、輸出では、中国(36.4%)、九州(23.2%)、関東(16.2%)、近畿(14.3%)の順となっており、このうち山口県のシェアは28.9%にとどまもている。
輸入では、関東(28.6%)、近畿(21.4%)、中国(13.7%)、四国(11.5%)の順となっており、山口県のシェアは1割に満たない一方、東京都や大阪府のシェアが高く両都府で約4割のシェアを占めている。
これらのことから、下関港においては、山口県で生産・消費されるコンテナ貨物への依存度が低く、特に輸入において、東京都、大阪府等へ広い後背圏を有している。