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佐賀県で生産・消費される外貿コンテナ貨物の相手国をみると、輸出では韓国の占める割合は1.8%、輸入では4.9%を占めるに過ぎない。

 

表3-3-11 佐賀県における相手国別輸出入量

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資料)「平成6年度外貿コンテナ貨物流動調査」運輸省港湾局、大蔵省関税局より三和総合研究所作成

 

3]伊万里港の利用特性

 

以上のことから、伊万里港では釜山港でのトランシップにより韓国のみならずインドネシア、タイ等の東南アジア各国をはじめ各地との輸送サービスを提供することにより、佐賀県のみならず、福岡県、長崎県の貨物も取り扱うことに成功している。特に、輸入コンテナ貨物では、製材品や家具の占める割合が高くなっていることから、家具の生産、取扱が盛んな福岡県大川市、佐賀県諸富町周辺を主な後背圏としているものと考えられる。

 

 

 

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