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こうしたニーズをふまえ、KITをより使いやすいシステムとして九州管内に普及させていくため、(社)全日本トラック協会において行われているKIT改善ワーキング等に積極的に参画し、KIT改善要求を行っていく。改善要求の例としては、表4-1-7のような内容が考えられる。

 

表4-1-7 KIT改善要求(例)

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資料)三和総合研究所作成

 

3)KIT利用のための協同組合設立の推進

KITは従来取引関係のなかったトラック事業者間でも貨物・車両の相互融通を行おうとするものであることから、相互の信用を確保するため、協同組合単位で加入することとなっている。しかし、既存の協同組合には参加していない事業者もあり、また、協同組合に参加していても組合全体でKIT利用の合意が得られないこともある。このため、KIT利用を目的とした協同組合の設立を促進することで、KITを利用する事業者の拡大を図っていくことが求められる。

 

 

 

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